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・節電取り組み

<SFCにおけるこの夏の節電方針及び中長期的な取組みの構想>

平成23年6月22日合同運営委員会申し合わせ
施設の一部を使用停止とする事があります。


1.ピークの買電電力量に関する今夏の目標

 東京電力からの買電量に係る、①経済産業大臣による電力使用制限に基づく限度(1734kW)、②全塾の共同抑制に基づく限度(1683kW)を踏まえ、SFCとしては、②を遵守するとともに、その確実な担保のため、今夏(注)の平日の午前9時から午後8時までの間のピーク買電電力量について1540kWを超えないことを目標とする。
 (注)今夏とは、7月1日から9月22日までの間をいう。

2.中長期的な取組みの構想など、節電に関連する重要事項

 ピーク買電電力のみならず、電力の大量消費自体が、環境への大きな負荷を生むことに鑑み、上記目標の達成は、SFC内の電力需給の効率化を通じて電力消費量自体を削減する方法に極力依ることとする。また、SFCとしては、当面の節電取組みのみならず、中長期的に、再生可能エネルギーの利用の拡大、設備や建築物躯体の省エネルギー性能の向上などに努めることとし、先進的、モデル的な、環境共生型のキャンパスを、地域と一体となって形成していくこととする。今後、このために必要な調査研究、施設整備を積極的に進めていく。

3.今夏の節電のための取組み

 以下(1)から(3)に定める方針的事項に即して、総務担当(管財)において、SFC内の教職員、学生、勤務者の協力を得つつ、節電の取組みの具体的な運用を行う。運用に疑義があるときは、総務担当(管財)は、節電本部長または同副本部長の助言、指導を得るものとする。

(1)今夏の節電のための基本的な取組み

①ベースの取組み
エレベーター使用の自粛、使用者による空調設備や照明のこまめな点消灯など、現在講じている措置を引き続き確実に実施する。

②需要側における基本的な取組み
各棟の空調設備であって自動制御による節電が困難なものに関しては、管財担当者が現場において、室内環境に特段の不都合が生じないことを確認しつつ、随時、手動で適正な運転(間歇的な運転を含む。)を図る。

③供給側における基本的な取組み
上記②の取組みと併行して、電気及び冷熱製造用の熱を併給する設備(いわゆる自家発電装置としてのコージェネレーション設備。能力はおよそ600kW。)を積極的に稼働させ、系統電力からの買電量を1に掲げる目標を超えないように図る。

④指定時間外における対応
1で定めた期間外に於いても,環境負荷の低減,非常用発電機の維持保安の観点から,この方針に基づいた節電の取組みを行う。

 

(2)今夏の節電における特別の取組み
エコキャンパス小委員会が進める学生主体のグリーンキャンパス・プロジェクト及び節電本部が進める事業や調査研究を、概ね以下に掲げるように、積極的に推進する。
また、この特別な取組みについては、学生や教職員の発意に応じて、適宜、修正し、あるいは追加を行う。

①買電電力量の見える化
SFC全体の買電電力量をリアルタイムで見える化し、自発的な節電行動を広く促す。また、キャンパス内の気象情報の提供にも順次努め、窓の開放を促すなどにより冷房に頼らないキャンパスづくりを進める。

②特定の建物の遮熱性能の強化
メディアセンターなど、入射熱量が大きな建物に関して、学生による緑のカーテンの設置などを含めた各種の手法により、遮熱性能を高め、冷房需要を削減する。

③特別教室における集中的な節電試行
学生が主体となって、特別教室やその設備の使用実態を把握し、その果たす役割を損なわない賢い節電方法を考案し、効果を把握する。

④浴衣を含めたSFC独自のスーパークールビズ
学生が主体となって、日本古来の和服による過ごしやすい服装を、特に男子学生の着用に重点を置いて工夫する。

⑤照明の自動制御の実験
在室センサーなどにより、照明の遠隔自動制御ができるよう、必要な実験を広く行う。

⑥共用のソーラー充電装置の活用実験
通常の電力への需要を減らすため、PCや携帯電話の充電を、実験的に共用の太陽電池によって行う。

⑦他大学の節電取組みなどの調査とSFCへの反映
学生が主体となって、他大学の環境取組みを調査し、SFCへの応用を中期的に図る。

⑧キャンパス環境取組みに必要なモニタリング体制の整備
電力消費量の把握に努めるとともに、新たに、キャンパス内の気象データ、教室等の室内環境データなどを常時測定して収集するほか、打ち水などに伴う臨時の測定なども行い、今夏の節電取組みによる効果と影響などを極力計量的に明らかにする。これらにより、エネルギー消費が少なく、太陽光、太陽熱、地中(冷)熱、バイオマスなどを主に使う環境共生型のキャンパスに向けて中長期的に整備を進めていくための基盤を形成する。

⑨各室における節電のための措置
教室・共同研究室などの照明器具および空調機器のスイッチ周辺へ,節電を促進させるための表示を行い,自主的な行動を啓発する。また,照明器具の管球取り外し,所謂間引きを学生教職員の理解と協力を得ながら更に進める。

 

(3)各種緊急時の措置
①買電量が目標を超え、使用限度の超過が懸念される場合の措置
コージェネレーションの不測の故障、あるいは猛暑等により、買電量あるいはSFC内の電力消費が急増し、上記(1)及び(2)の取組みによっても買電電力量が塾内の共同抑制に基づく使用限度を超えるとの予測がなされる場合には、必要最小限の時間に限り、緊急度、重要度の低い冷房設備から稼働を順次停止し、他方で、緊急度、重要度の高い情報設備及びこれらのための冷房設備などを維持するため、臨時的に、緊急自家発電装置(能力270Kw)を稼働させてこれら設備等への電力供給を確保する。これによっても使用限度を超えると予測される場合には,節電本部の判断により,設備機器(自動販売機・エレベーター・空調機器)の一部若しくは全面停止,食堂店舗の一部若しくは全面閉店,施設の一部の使用停止措置を取る。

②熱中症などへの迅速な対応
教室の冷房の節電のための制御に伴い、万が一熱中症患者の通常を超える発生などを見た場合にも円滑な対応ができるよう、ウェルネスセンターにおいて必要な体制を引き続き整備する。

③不規則停電への対応
義塾を含め各方面の節電取組みにも係らず不規則大規模停電が襲来した場合の対応の在り方については、計画停電時の経験を踏まえ、早急に取りまとめ、周知を行う。

 

4.学生、教職員、その他本キャンパス内の勤務者への呼び掛けと参加の確保

 上記のような節電等の方針を踏まえ、教職員や学生に期待される節電の取組みに関する簡単な文書を、別添のとおり作成し、周知徹底する。なお一層の節電、さらには中長期的な環境取組みの積極的な推進のため、節電本部は、上記文書の周知にとどまらず、引き続き、学生等の積極的な参画を確保するよう努めるほか、オープンキャンパスの機会なども活用し、周辺住民、自治体、関係企業などへの周知やこれらの方々の参加の確保にも努めることとする。

附則:この決定は、平成23年7月1日より施行する。